大学で歴史学を学んでいた私は、“後世に残る商品を生み出したい”という想いから商品開発の仕事に興味を持ちました。知識がない文系・新卒の私でも経験を積めば商品開発に携われるチャンスがあること、そして生鮮食品やお惣菜、日用品まで多種多様な商品開発を行っていることからローソンストア100を志望しました。また、採用担当の方がとても親身になって話を聞いてくれ、“こういう人たちと一緒に仕事がしたい”と思ったのも入社の決め手のひとつになりました。
現在は、担当社員として店長のもと店舗運営について学んでいます。担当社員の仕事は、接客・売場づくり・発注・棚割り管理など、小売業の基本となる幅広い仕事を任されます。そのなかでも、クルーさんとのコミュニケーションはとても大切。一社員として手本になるよう、ローソンストア100が大切にしている顧客視点を自ら体現することを心がけています。
ローソンストア100では、入社すると全員がまずは店舗配属となります。それは、どんなキャリアに進むにしても、現場で養うお客さま視点がすべての仕事の原点となるからです。私が次に目指すのは、店長職。店長のポストに就いてからは、経営の三要素である“ヒト・モノ・カネ”のマネジメントスキルを磨きます。一見、商品開発の仕事につながらないように見えますが、やはりお客さまのことを知らずして、いい商品を生み出すことはできません。まずは店舗でしっかり経験を積み、お客さまがローソンストア100に何を求めているのかをきちんと把握するよう努めています。
店舗で働くなかで私がうれしいと感じるのは、お客さまの笑顔を見たときです。特に高齢のお客さまの場合、豊富な商品が並ぶ店内で目当ての商品を探すのに苦労される方も多く、そんなときはこちらからお声がけして店内をご案内します。お客さまがほしかった商品を見つけた瞬間の「ニコッ」とした笑顔を見ると、私までうれしくなりますし、「助かったわ、ありがとう」と感謝の言葉をいただいたときに、この仕事のやりがいを感じます。
ローソンストア100は常連のお客さまが多いのが特徴です。毎日来ることが日課になっているお客さま、1日に何度も買いに来てくださるお客さま、新商品が出ると必ず買ってくださるお客さま、いつも挨拶をしてくださるお客さま。お客さまによって求めるサービスは異なりますので、一人ひとりに合った接客を心がけています。小さなお子さまなら腰をかがめ目線を合わせて会話をしたり、高齢のお客さまならゆっくり大きな声でご案内したり。常にお客さま目線を忘れないことが、この仕事ではとても重要ですね。
仕事と人を知る
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