マーチャンダイザー 堀口 瑠美 2010年入社

お世話になっている取引先様も大切にと肝に銘じて仕事をしています。

入社後、7店舗で担当社員・店長を経験したあと、2014年に商品部に移り、現在はマーチャンダイザー (MD)として仕事をしています。当社の商品部は、商品開発だけでなく物流も手がけます。実際に商品を配送するのはまた別の部署ですが、どんな商品を売るかを考え、それをどう配送に回すかまで手がけるのが商品本部の仕事です。

商品部は青果やお弁当など消費サイクルが短い商品を扱う「グループ1」と、加工食品や日用品など商品寿命が比較的長い商品を扱う「グループ2」に分かれ、このほかに商品戦略部という後方支援のセクションがあります。私は以前「グループ1」でコロッケやメンチカツなどのファーストフードを担当していましたが、現在は「グループ2」のお菓子を扱うセクションに所属しています。担当しているのはチョコレートやガム、キャンディなど、いわゆるポケット菓子と呼ばれる分野です。
ローソンストア100では、ポケット菓子はお菓子の棚でも占める割合が1番多い商品なので担当者としての責任は重大です。でも女性視点で出せるアイデアも多く、やりがいがあります。関わった商品にはどれも私なりの思い入れがあるのですが、中でも当社オリジナルのVL商品は特別です。「これは私が作ったんだ!」とはっきり言えることができます。
ポケット菓子商品の入れ替わり、移り変わりは激しいですが、そんな中でも内容が変わることなく長く売れ続ける商品があります。私もいつかそれと肩を並べるようなロングセラーのオリジナル商品を世に出すのが夢です。

商品を考えるだけでなく、売る努力も大切な仕事

商品開発というと一見華やかに見えるかもしれませんが、実際には事務作業や連絡業務が多いです。何が売れるかを調べることに始まり、最終的にどんな価格でどう売るかまで考えるのがMDの仕事です。

いい商品を出せば自然に売れるわけではなく、運営部向けのプレゼンも非常に大事。新商品はできるだけ多く発注してもらえるよう運営部に売り込むのですが、ただ「よろしくお願いします」ではダメで、社会状況や市場の動向などの背景を明確にし、だからこれを売りだしたい!という強い意志を感じさせるプレゼンをしないとOKは出ません。

価格の調整も重要な仕事です。これはメーカーさんと交渉しながら決めるのですが、原価と利益のバランスをどう取るか、発売の時期なども含めた多様な視点で考えることが必要です。
長く売れている定番商品でも、原料費が上がれば内容を考え直す必要が出てきます。商品のボリュームや売価を変えられない場合、その差額をどこでどのように調整していくか毎回苦労します。商品を作ってくださるメーカーさんの多くは長年取引きがある相手ですし、一方的に負担を押しつけるようではお付き合いは成り立ちません。
私たちは実際の物をつくるわけではなく、それを実際につくってくださるメーカーさんがいて、そしてそれを受け取るお客さまがいて成り立っています。メーカーさんと一緒につくった商品をお客さまに届けるためには、間にいる私たちが売る努力をすること。日頃からお世話になっているメーカーさんがいて初めてお客さまに商品が渡っていくことを忘れてはいけないと肝に銘じて仕事していきたいと思っています。

Ones“100” Pride

あなたにとっての目指す“100”

ローソンストア100の“100”。これは100円という意味だけではなく、「お客さま満足度100%」も含まれているのです。私たちは100円の商品ではなく、100%の満足を提供するのが目標。それを目指して日々の仕事をしています。

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